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家賃二万円のブログ

貧乏学生です。

俺の駐輪戦争

家賃二万円とは過酷な場所である。


民度はその安さに比例し,また駐輪場は地獄と化す。
夏の暑さに苛立ち,その場の人間のヘイトは溜まっていてバーサーカーとなっている。


うちのマンションの駐輪場は無料である。


スタイルとしては,「好きなとこ停めてもいいよ~」といった自由な感じだ。


だがこの2万円のマンションの民度では,その優しさは縄張り争いと発展する…


以前,俺のママチャリは前輪・後輪 両方をパンクさせられた。


どうやら空気を入れる所のネジを緩めると空気を抜けるらしい。

ぺたんこになった前輪後輪は思った以上に滑ってドリフト気分だった。


犯人はおおよそイメージがついている。
自分の自転車の近くに停めている黒いヤツ。

パンクさせたあとは入り口より奥に自転車を停めていて,最近入り口を陣取った。


負けじとこちらも前輪のみ空気を抜く。アイツがやったやり方と同じというのが優しさだ。


黒いママチャリは入り口を諦めた。


ここで一旦終戦。俺は100均で買ったボールに空気を入れるやつで自分のママチャリを労った。


しかし最近,また黒チャリとの戦いは勃発する・・・


月曜日。俺の後輪だけが空気を抜かれていた。

なぜわかったというと 先週の土曜日,つまり一昨日にイオンで空気を入れたばかりだったのだ。

家に帰って駐輪場に自転車を停めたが,自分の自転車の前に停まるのは,あの宿命敵。黒のママチャリだった。

またベコベコになって,ドリフトを味わった。さながらイニシャルDだ。


報復をした身として,わかったことがある。

ママチャリの前輪は地面と接していて,後輪は浮いている。

地面につくということは,タイヤに常に圧力を受けている。

つまり,空気を抜くと音がするためデメリットがある。

したがって,浮いてる後輪は乗るまで空気が抜けたことはわからない。


相手もそのシステムを理解していたのだろう。後輪のみ,空気が抜けていた。



これは仕方がない。前輪後輪ぺったんこよりマシだし,空気を入れればいいのだと思い
仏の私は見逃した。


しかし次の日,悲劇は起きた。


ないのである。後輪の空気が。
ベコベコのままドリフトの気分をまた味わった。
ホイールの衝撃がそのままケツに来るのはかなりキツイ。


割と執拗なこの報復に困惑を覚える。

しかし仏の私は,今日も空気を入れる。


そして大学に行き。帰った。

その時また違和感を感じた…


ないのである。後輪の空気が。


アイツ,やりやがった。禁忌とも言われる鬼畜の所業…
俺の後輪は空気を抜かれたわけじゃない。穴を開けられてるんだ。


仏の俺はこれをどう対処するのか迷っている。
目には目を,というのは分かる。


しかし,歯には歯をってどうなんだよ…
器物損壊の域に達している。正直空気を抜くのでも罪悪感はあったから,これ以上はないと思っていた先の出来事だ…


相手の自転車はナンバー式。4桁の数字を順番に押し,最後にロック解除ボタンを押すと鍵が開く。
しかし,ナンバー式の自転車は,キュリティ・ホールがある。
「解除のボタンを連打すると指定のナンバーが動く」というもの。



俺はこの方法を使って深夜2時に隣の県まで奴の自転車で旅をしようか迷っている。