家賃二万円のブログ

プログラミングできる彼女募集してます。

メモ:ダメな会社の回り方

前説
囚人のジレンマって言うゲーム理論がある。
内容は「囚人2人がいて、両方が自白しなければ懲役2年で、自白したら片方だけ懲役10年、両方自白すれば懲役5年」ってルールの時
二人とも黙ってれば得なのに自分の目先の利益だけ追求して、互いに損する奴。
社会学のジレンマとも言う。
これって、「互いに囚人のジレンマ」を理解していれば起こらないことなので、情報を共有することはかなり重要だと思う。

本題
会社も実はそうで、足の引っ張り合いをするとダメになると思う。
と言うのも、相手のミスを放置すれば相対的に自分の株が上がるから放置するって考え方だと
儲けは少し、でも自分がちょっとだけ得するだけになる
でも、相手のミスも積極的にフォローしあえれば、儲けも多くなって結局全体の賃金が上昇するかもしれない。
これは、ちゃんとした会社で、経営者が労働者に対して誠実であることが大前提だけど。
相手のミスだけじゃなくて、属人化もそう。
スキルがあるのはすごいけど、それを広めることでもっとよくなる。

スキルがある人はすごいけど、本人は自分がすごいって思うんじゃなくて、スキルを得られるきっかけやそれを教えてくれた人たちや自分の頭の良さに感謝して理解して、次は自分が他の人に同じことをする番だと意識することが大事。
これはペイフォワードの考え方に似てるかもしれない。

これから人を雇う時は、窮地に立たされた時に人を蹴落とすんじゃなく、最後まで協力しあえる人を雇えばいいんじゃないかと思う。

問題点
裏切られた時、裏切った側に対するペナルティが存在しない為、裏切り得になる。
これは囚人のジレンマを見ての通り。
囚人のジレンマを理解した上で、それを行う悪意のある人間がいた場合、組織が崩壊することになる。
本来そう言うやられ損を防ぐ為に法律だとかの第3者の懲罰があるんだけど、どれだけ合理的だといえ、人の思想に深く介入するルールを作ることは難しいと思う。