ゲームキューブの改造

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去年の春の話なんですが、ふとゲームキューブが凄い安い事に気がついてジャンク品をあさっていました。
ジャンクなら、１つ大体600円。
ゲームキューブのデザインは、他の任天堂据え置きゲーム機より洗練された見た目があると思っています。ゲームキューブに使用されたIBMのGekkoプロセッサーの名前も大好きです。
今回の記事は、去年の春を思い出しながら書いていきます。

ゲームキューブを植木鉢にする。

ゲームキューブをゲームキューブとして使うのは飽きたので、これで小物を作りたいと思いました。
パソコンを内蔵させるには、コストも掛かるし、かと言って小物入れを作ると部品代も嵩みます。
何より難しいです。一番簡単だったのは、この植木鉢でした。(丁度家にバジルの種も余っていたので)

任天堂の特殊ネジ

任天堂は改造防止のために少々特殊なネジを利用しています。
例えば

【 DTC-20 】(内径 3.6mm) 【 DTC-27 】(内径 4.6mm)
小さいほうが、ゲームボーイカラーや、64までのカセット専用 大きい方がスーファミからゲームキューブまでの据え置き機本体のものです。

こちらのY型ネジは
【 DTY-03 】
DSまでの携帯ゲーム機本体に使用されているネジです。(GBAカセットにも)

今後何度も改造を施す予定があるのでしたら、購入するのも手だと思います。

DTC-27の代替方法(リスクあり)

ゲームキューブ2台分の値段を払って買うか？って思う方もいらっしゃると思います。実際自分も、ゲームキューブの分解なんて一回やるかやらないかだろうと思っていたので、買いませんでした。
ネタバレになりますが、結局その改造ゲームキューブの植木鉢は突風で飛ばされて粉々になってしまったので、また次回作る予定になってしまいました。

最初に買ったのがこれ。
ゲームキューブは丸型ネジなので、通常のドライバーじゃまず分解不可能です。4.5ミリ程度の鉄のパイプをコーナンなどで買うという方法もあるようですが、自分が見に行った時には売っていませんでした。

代替方法はこれ

100均の10本入りボールペンです。これを分解して、筒の先端をライターで炙り溶かし、そのまま穴に突っ込んでネジに固定させます。
問題点として、これはネジだけでなく他の部分にひっつくと筒が割れて再起不能になる可能性(1度なってその部分だけ破損させてしまった)や、単純に匂いがヤバイ等いっぱいあります。
コツは、ライターでボールペンの筒を炙る時に引火させます。
引火させたままゲームキューブの穴に突っ込みます。軽い力で、金槌などでトントン叩いてください。
穴は狭いので、ゲームキューブが燃えるということや、プラスチックが燃えすぎるということはないと思います。

割れない為に、手加減をしてペンチで少しずつ回すことを勧めます。

分解

特殊ネジは、外側底面の４つのみで、他の部分はプラスネジでした。
普通に分解していてとても楽しかったですね。

植木鉢化

次にやることは「内部パーツをすべて取り出し、全ての穴に網を付けて組み立てる」 ということです。 植木鉢の下につける丈夫なプラスチックの網みたいなのを想像していたのですが（こういうの）
貧乏学生の家にそんなものありません。実家じゃないので。

ということで使うのはこちら。排水溝ネットと100均で買ってきたボンド。

普通に組み立てるとこんな感じになります。(使うのは底面四隅の特殊ネジ部分ぐらい)

網を貼ります。ここはもう土がもれなければいいので、こだわりはありません。

完成

冒頭にも貼りましたが、こんな感じです。買った接着剤が悪かったのかゲームキューブが変色してしまったのは残念でした。次回作る場合は、部屋に置く用を作りたいと思います。
余談ですが、生命力が強いと謳われるバジルですが、ちょっと生えたらすぐ全滅してしまいました。何が行けなかったんでしょうか。
次回はサボテン等を植えたいと思います。